女性研究者 -Vol.3- 工学部 電気電子工学科


- 女性研究者

高校の先生を驚かそうとしたら…「電気」で100点!

工学部 電気電子工学科
中川 聡子 教授
横浜国立大学大学院修士課程( 電気工学専攻)修了(1987年9月博士(工学)東京大学) 、横浜国立大学工学部助手、スタンフォード大学客員研究員、東京電機大学工学部教授、国会同意のもと運輸安全委員会委員を経て、東京都市大学(旧武蔵工業大学)教授、現在に至る

電気機械システムの制御の研究

電気機械システムの制御、鉄道工学、振動制御、電気機械事故、安全学、人体衝撃と運動制御など。高度なモーションコントロール技術を駆使し、「電気機械」と「もの・ひと」との接点に挑みます。目指すものは人に寄り添う精緻でやさしい動きの具現と安心安全。長い間、国の運輸安全に関わってきた経験をもとに研究を展開しています。

志望したきっかけ

もともと無医村の医師になりたかったのですが、医学部側が「君の頭では合格させられません!」ということだったと認識しています(笑)仕方なく後期入試で工学部を受けることにしました。入試の学科選びも大変いい加減でした。高校当時の物理の教師が「女なんて科学的思考は無理!」と、今の時代でしたら大問題になる発言を繰り返していました。女子生徒は5%だけの高校だったことも、そのような発言の背景にあったと思われます。数学は大変得意でしたが、確かに物理など勉強する気もありませんでした。しかし、ちょっと悔しかったので「次の試験では、あの先生を驚かそう」という悪戯心から、少し勉強して受けた定期試験の単元が偶然「電気」だったのです。まぐれで100 点をとってしまい、そこから人生の“勘違い” が始まったようです。

夢の実現に向けて努力したこと

特段の夢はありませんでした。ひたすら自分がその時にできることに没頭しただけです。時代も、女性に対しては楽なものではありませんでしたし…。

Work Style

土曜日は・・・

午前中:1週間分の食材の買い出し
(同業の夫と、友人のようにいろいろ話しながらマーケットへ)

帰宅後から午後2時頃まで:1週間分の家族の夕食を作り置き。
(数十年間、このパターンです)

一休み後午後3時頃から夕刻まで:家事

夜:のんびりするか、忙しい時は研究関連、学内・学外関連の仕事

日曜日は・・・

忙しい日は、一日中、研究関連、学内・学外関連の仕事。

のんびりできる日は、先を見越して早めにできる仕事は片付けておくことがポイント。

子供たちが小さかったころは、睡眠時間数時間の日々でしたが、これは真似しないでください。

やることはやったと思える人生を送ってください。

女性研究者・社会で輝く卒業生たち