卒業生 -Vol.3- 工学部 原子力安全工学科


- 社会で輝く卒業生たち

工学部 原子力安全工学科
藤本 秋恵 さん

勤務先

原子力発電環境整備機構 技術部

出身学部

2010年 武蔵工業大学 工学部 環境エネルギー工学科 卒業
2012年 東京都市大学大学院 工学研究科 共同原子力専攻 修士課程 修了

現在の仕事内容

「地層処分」に影響を及ぼす可能性がある、さまざまな事態を想定したシナリオを設定しコンピュータシミュレーションによって安全性を評価することにより、「地層処分」の超長期の安全性を検討する業務に携わっています。「地層処分」とは、原子力発電所の使用済燃料の再処理で生じる高レベル放射性廃棄物やTRU 廃棄物を長期にわたって人間の生活環境から隔離し、将来の世代を含めた人類が影響を受けないように、地下深部の地層中に適切に埋設することをいいます。

職業を選択したきっかけ

大学では、大気汚染や原子力発電所などの事故による都心への影響を評価するための基礎研究を行いました。その研究とは、大気中の放射性核種を採取・分析し、その核種の起源や挙動を考察するものです。この研究を通して、実験のメリットやデメリットを学びました。こうした経験などから実験だけでなく、シミュレーションによる安全性の評価に興味を持ち、現在の職業を選択しました。

夢の実現に向けて努力したこと

努力したことというより心がけていることとしては、諦めずに継続的に挑戦することです。私は、夢を実現するためにどんなことが必要か、何が不足しているのか、これから何を行えば良いか、などを考えて、夢の実現への道筋をシミュレーションします。そして、無理のないことからコツコツと継続的に挑戦するようにしています。

Work Style

マイブーム

料理を作ることが好きな主人が作ってくれる、美味しい料理を食べることです。最近は、私も手早く美味しい料理を作れるようになりたいと思い、週末には、料理本を見ながら主人と一緒に料理を作っています。

都市大を選んでよかったこと

高校時代に「原子力」に興味を持ち、原子力発電に関わる職業に就きたいと思い、武蔵工業大学を選びました。今は廃炉措置中ですが、研究用原子炉を所有していた希少な大学で、研究設備も充実しており、工学の基礎となる知識や技術をしっかり学べ、原子力工学に関する専門知識や実践的な技術も身に着けることができました。

日常生活の中で少しでも疑問に思ったこと、興味を持ったことがあれば、それをすぐに調べてみてください。調べるといっても、インターネットでキーワード検索するだけでなく、誰かに相談したり、時間があれば専門書などを調べてみたりして、「へぇ~、そうなんだ」と自分が納得できる答えを見つけてみてください。きっと将来、役に立ちます。

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