中部電力女性技術者と本学女子学生の交流会が開催されました

中部電力兜l岡原子力発電所の女性技術者と東京都市大学工学系の女子学生の交流会を浜岡原子力発電所にて開催しました。本学からは工学系学部女子学生11人が参加しました。今回の企画には、工学部から、原子力安全工学科、機械システム工学科、エネルギー化学科、都市工学科、大学院の工学研究科からも共同原子力専攻、エネルギー化学専攻、建築学専攻など多分野からの参加がありました。電力会社からは、中部電力の他、東北電力、東京電力、関西電力、四国電力の原子力発電所で働く女性技術者も含め、14名が参加してくださいました。


この企画は、中部電力の原子力部門で働く女性技術者が、技術者としてのキャリアや今後の働き方を考えることを目的として中部電力からの要請を受けて実現しました。男女共同参画室としては、女子学生が先輩技術者と接することで、これからの自身のキャリアアップ、さらに今後のネットワークの構築につなげる目的で実施しました。


交流会では、最初に浜岡原子力発電所の地震や津波対策への取り組みなどの説明を受けた後、発電所構内を見学しました。発電所見学後は、本学男女共同参画室長である岡田往子氏が「私が女性の能力を活用してほしいと切に願う理由」というタイトルで講演を行いました。これまでのキャリアや、本学で男女共同参画の活動に取り組んでいる理由について話がありました。


岡田室長は、「結婚や子育ての経験は、社会とのつながりが多く、そこから得るものは大きい。社会の声を吸い上げ、仕事に反映してほしい。」と述べ、最後に「凛とした女の子におなりなさい」という阿久悠の詩の朗読から、女性としての働き方・生き方について参加者に向けて熱いメッセージを送りました。


その後は、浜岡原子力発電所で働く2人の女性技術者が、これまでの経歴や業務内容などを紹介しました。

学生達は、結婚し、子どもを育てながら働いているという女性技術者の話に興味深く聞き入っていました。


最後のグループディスカッションでは、中部電力の社員と他電力会社の社員、本学学生の5人でそれぞれグループを作り、@女性としての働き方、A原子力に対する思いという2つのテーマで意見交換を行い、学生からも多くの意見が出ました。ディスカッション後の各グループの発表では、中部電力の女性技術者の社員の方が中心となり、学生達の意見などを紹介しました。


交流会を終え、男女共同参画室としては、女性技術者の皆さんとの交流を通して、学生が多くの刺激を受け、感じ、考えたことを今後の学生生活や卒業後の人生に活かしていってくれることを望みます。さらに、このような活動を今後も広げていきたいと思っています。




学生A

「理工系は男子が多く、女子が少ない状況が普通であると思っていたが、自らが働きかけて「環境を整える必要がある」ことが大切だということに気付いた。」

学生B

「自分で努力し、女性でも自由でのびのびとできる環境(研究室、職場、社会など)を築いていこうと思った。その中で、強さと優しさを兼ね備えたそんな女性・人として歩んでいきたい。」

学生C

「社員の方が自分の仕事に誇りを持って働いている姿を見ることができ、感動した。」

学生D

「子どもを生んでからも仕事をしている女性社員の方の話を聞くことができて、安心した。」

学生E

「今回の交流会を今後のキャリアアップにしっかり反映させていきたい。とても有意義な時間を過ごすことができた。」

学生F

「収穫の多い交流会だった。今後の学生生活や就職活動にこの経験を活かしたいと思う。」