ご挨拶

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学長挨拶

東京都市大学 学長 三木千壽

男女共同参画は日本国憲法第14条の「基本的人権」によって保証されるものです。

その実現のために世界各国ともに種々の苦労を重ねて来ましたが、この20~30年の間に大きな進歩がありました。障害を乗り越えた鍵となった展開は、欧州でも米国でも“positive action”のしかけが明文化され、組織単位の規則として実行に移されることであったと思います。男女共同参画の観点において、我が国は遅れていることを認識し、先進国を見習うことが大切です。

本学においても“positive action”のしかけを構築し、女性研究者が研究分野においても男女均等な待遇と公正な評価によってその職を継続できるよう、環境を整えていく必要があります。女性研究者支援の取り組みを行うことで、自ずと男女共同参画の意識を持った学生たちに育つことでしょう。東京都市大学が、私立大学の中で、男女共同参画のモデル校となるよう活動を行っていきたいと考えています。

東京都市大学 学長 三木千壽

室長挨拶

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現在の日本は、自由と平等な社会を築き上げている一方で、差別や偏見に満ちたコミュニティも存在します。性別だけでなく、国籍、民族、文化、宗教などの違いをのり越えて理解を深め、多様な人材を活かすことは、有能な人材の発掘や斬新なアイデアを生み、組織の生産性を高めるだけでなく、社会の多様なニーズへの対応につながるはずです。

東京都市大学は1929年に創立した武蔵高等工科学校を源流の一つとし、現在は6つの学部に多様な背景や専門性を持つ多くの教職員と学生が集う総合大学へと進化を遂げました。近年の我々は、建学の精神「公正」、「自由」、「自治」のもと、各分野の実践的な専門性を身に着けるための教育を行い、グローバル時代に活躍する人材を育てることにより社会に貢献してきました。そのために「お互いの価値観を認め合い、学生と教職員が共に考え、学び、行動する」ことを理想としてきました。本学の目指す将来像には「多様性を認め合い、尊重しあう」姿勢は必要不可欠であると考えます。

本学では、2009年度に文部科学省科学技術振興調整費に採択されて「女性研究者支援室」を開設し、男女共同参画事業を進めて参りました。理工系の環境でも女性が働きやすく学びやすい環境を作るために、5つのプロジェクトを立ち上げ一定の成果を上げ、大学内の教職員の意識も徐々に変化してきたように思われます。

2018年度はグローバル人材の育成に資するため、2つの目標を掲げました。1つは「国際化への対応」です。様々な方々がこの大学で働き学んでいます。多様な人材が働くキャンパスの環境を整えることを進める上で、本学の目指す国際標準な大学の実現を目指します。2つめは「職場環境の改善」です。この大学で働く人達がHappyでないことには、ここで学ぶ学生の持つ夢はHappyなものにはならないでしょう。性別や国籍を問わず、この大学で働くことが幸せと思える様な環境づくりを目指します。その結果、学生がこの大学で学び続けたいや、卒業後再びここで学びたい・働きたいなど、この大学に帰って来たくなる様になるはずです。

「共に学び、共に働き、共に築く」スピリットを持った若者を社会に輩出すると共に、世界から見て優れた存在感のある大学にすることができると思います。このサイトでは、本事業の実施内容や検討事項などを随時、社会へ発信していきたいと思っております。

今後とも、男女共同参画室の活動にご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

東京都市大学 男女共同参画室 室長 白木尚人